新米パパの節約ミニ四駆

節約しながらミニ四駆、ときどき家族や他いろいろ

【Photoshop】 かゆいところに手がとどく便利な小技

こんにちわ!サムです。

台風の日はのんびり出社しすぎて着いたの14時でした。

でも、そこそこ混んでたけどね。

 

さてさて、今回も知っているとちょっと作業が楽になるPhotoshopの小技を置いておきます。

 

ブラシツールの便利な小技

Option + ⌘Command + Control

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これでカラーピッカーが出て来ます。

いちいちウィンドウパネルで指定しなくてもサクサク色変えできて便利です。

 

Control + Option + 上下左右

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「 [ 」や「 ] 」でも拡大縮小できますが、こっちの方がもっと簡単で便利。

左右で拡大縮小、上下で硬さ(ボケ具合)を調整できます。

 

あ、両方ともツールはブラシじゃないと出て来ませんので注意。

 

レイヤーの合成モードの小技

Shift + + or −

こちらはツールは移動ツールで。

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合成モードを変更したいレイヤーを選択した状態で「Shift + + or −」すると合成モードが順番に変わっていきます。

チャチャっと確認したいときに便利です。

 

手のひらツールの小技

H + クリック

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画面の一部を拡大して作業中に、これを使うと瞬時に全画面表示まで引いてくれます。

四角い枠が元の範囲で、自由に移動することもできますよ〜。

 

番外編

グラブ

この記事の画像をキャプチャーしているときに、どうしても普通の「⌘Command + Shift + 3 or 4」ではうまく撮れなかったので色々探してみたら、この「グラブ」というアプリを見つけました。Macの純正アプリで、「アプリケーション」→「ユーティリティ」の中にあります。

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なんとこのアプリ、キャプチャーをタイマーで撮ることができます!

Photoshopで修飾キーを押しながらキャプチャーできるので超便利。

使い方は簡単で、起動して「取り込み」→「タイマーで画面全体」→「タイマーを開始」で10秒後に撮影してくれます。

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こんな便利なアプリがあるとは、まったく知らんかった。Macは奥が深いですね…

ていうか詳細な説明書がないって、日本企業の製品ではありえなかったですよね。

「ハードとソフトは用意すっから使い方はご自由に。あ、フィードバックお願いね!」みたいなノリ。

ミニ四駆もそうだけど、ユーザーの自由な発想で進化していく製品って魅力的です。

クリエイティビティってそういうところから生まれていくのかもしれないですね。

 

僕もなるべく見よう見まねのテンプレ改造はしないようにしよう!

エンジョイ!クリエイティブ!

 

ありがとうございました。

それでは、また〜

【Photoshop】知らないと損!ブラシの不透明度と流量

皆様、こんにちは!

先日同僚からドラクエ5の映画のネタバレくらいました。

うん、たぶん一生見ないと思う。

サムです。

 

今回は、知らないと損…というか、上手くいくことも上手くいかなくなってしまう、とっても重要なブラシの設定のお話です。

 

ブラシの不透明度と流量のこと

皆様はブラシを使うときの設定って気にしていますか?

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別に気にしないという方はいいのですが、もっと自然な感覚で描けるようになりたいと思っている方は、この不透明度と流量の設定を見直して見てください。

 

まずはそれぞれの特徴をご紹介します。

不透明度

その名の通りですが、光を遮断する度合いのことです。0%で完全不可視になります。

流量

英語にすると「Flow rate」直訳「流れる割合」。定義としては「単位時間に流れる流体の体積または質量」のこと。

…と言われてもなんのこっちゃですが、要は濃さ、濃度みたいな感覚でいいと思います。

 

見た方が分かり易いので、実際に描いて見ます。

まずは100・100の場合。

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不透明度100%・流量100%

まあ、これはこうなりますね。

 

10・100の場合。

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不透明度10%・流量100%

急に薄くなり過ぎ!とお思いでしょうが、この方が説明に都合がいいので…

 

1-100。

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不透明度1%・流量100%

これだとほぼ見えませんね(^_^;)

 

次に流量を同じパーセンテージで描いて見ます。不透明度は100です。

100-10。

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不透明度100%・流量10%

10%でも全体の濃度感は不透明度の時よりかなり濃いです。線が重なるところも違いますね。

 

100-1。

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不透明度100%・流量1%

こちらは1%でも見えますね。折り返し部分のボケ感にも注目してください。


違いがわかりましたか。

不透明度は、一筆書きで何度重ねても同じ見え方ですが流量は重ねれば重ねるほど濃度が上がっていきます。

こちらは上から1回、2回、3回と往復してます。

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左:不透明度 右:流量

次に、何度か重ねて描いて見ます。

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左:不透明度 右:流量 ブラシ:硬さ100

重ね描きだと、不透明度は塗りのトーンが段々になってしまってますね。

一方、流量は滑らかです。

 

さらに、ブラシの硬さを0にして同じように描くと…。

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左:不透明度 右:流量 ブラシ:硬さ0

お分かりいただけただろうか?

流量で描いた方はトーンジャンプのない綺麗なグラデーションになっています。

 

トーンカーブやレベル補正などのマスクを作るときにも、このブラシ設定にしておけば 仕上がりが全然ちがいます。

変なトーンジャンプの原因は大体このマスクのトーンジャンプだったりするので。

 

おまけ

さらに、ペンタブ使っている人はここの2つのボタン(?)を覚えておくと、さらに自由自在に描けるようになります。

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不透明度と流量の間にあるボタン

不透明度に常に筆圧を使用するようになるので、一筆の中で濃度の強弱をつけられます。こんな感じです。 

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右端の方のボタン

こちらはサイズに常に筆圧を使用します。こんな感じ。

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2つ併用するとこんな感じ。

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適宜つけたり外したりして調整して見てください。

僕は通常両方つけていて、ベタで塗りつぶしたい時だけ両方外しています。

 

いかがでしたか?

これでかなり自由自在にブラシをコントロールできるようになると思います。

 

以上!

知っているとちょっと得するブラシ情報でした。

 

ではまた!

【Photoshop】 超便利!マスクのノックアウト

みなさま、こんにちわ!

お盆は休めそうですか?どうですか?

僕は9月にまとめて休みを取る予定です。

実家は近いしワンコは暑いの苦手なので(苦笑)

 

マスクのノックアウト

さて、Photoshop講座っぽいこと第2弾です。

 

一枚絵の画像を加工する時、とっても便利なマスクの処理方法をご紹介します。

まずはこの画像をご覧ください。

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逆光気味でライアンくんが暗いですね。

空ももっと鮮やかにしたいところです。

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補正をかけるためにこんな感じで、地面と空のマスクを作ります。

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普通にやるとこのように「空」と「ライアンと木・地面」の2つマスクが必要になります。

(「ryan明るく」レイヤーのマスクはノックアウトには関係ないので無視してください)

こうなるとマスクのエッジを修正した時や削ったりした時に、両方とも反映しなくてはならないので、非常にメンドいです。

また、2つのエッジが重なっている状態なので白フチや黒フチができたりもします。

この煩わしさから解放してくれるのが、ノックアウト(抜き)という手法です。

↓ノックアウトの説明はこちらをどうぞ

https://helpx.adobe.com/jp/photoshop/using/knockout-reveal-content-layers.html

え〜っと、要はマスクで下のレイヤーを型抜きするという事です。

イメージ的にはこんな感じかな。

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なんとなくイメージできれば問題ないです。

お祭りでこんな遊びありましたよね。うまく抜けると景品がもらえるやつ。

うちの地域だけかな?

 

では先ほどと同じ調整をノックアウト方式でやってみます。

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まずマスク付き調整レイヤーをグループフォルダーに入れます。

調整レイヤーはトーンカーブでもレベル補正でも、なんでも構いません。

マスクを型抜き用に使うだけなので。

次にレイヤースタイルで、ノックアウト(抜き)を設定します。
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レイヤースタイルのパネルが開くので、

「高度な合成」の「ノックアウト(抜き)」を…

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「浅い」に変更します。これでOK。

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最初にやったのと同じ補正をかけます。

「トーンカーブ2」となっているレイヤーが型抜き用マスクです。

その下のレイヤー(「色相・彩度1」「ryan明るく」「トーンカーブ1」)には先ほどの「ノックアウト(抜き)」が効いているので木とライアンのみに補正がかかります。「浅い」を選択したのでグループフォルダ内でノックアウトは止まります。「深い」だとフォルダも貫いてしまうので注意してください。

反対に空の方はクリッピングで補正を重ねていきます。

この辺は普通のマスクと同様の扱いです。

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これで一つのマスクで空とそれ以外を調整できました。

慣れるまでちょっとややこしいですが、使えるようになると結構効率アップできますよ。

空いた時間でミニ四駆もできるかも?

ノックアウト(抜き)の原理を理解していると、色々応用できるので是非トライしてみてください。

 

それでは、また!

【Photoshop】 意外と知らないフォルダの便利な使い方

こんにちわ。サムです。

最近はワンコがバテるので夕方の公園ばっかり行っています。

 

Photoshopのこと

みなさん、画像の加工はどんなソフトを使っていますか?

僕はほぼPhotoshopオンリーです。

仕事でもPhotoshopを使うので、一番手に馴染んでいて使いやすいです。

Photoshopは、慣れれば最強の画像編集ソフトですが、意外と知られていない機能がたくさんあります。

そんなちょっとしたコツみたいなものを、ちょこちょこご紹介していこうと思います。

ミニ四駆全然いじれてないから、ネタもないし…(;_;)

わざわざブログ見てくれた方へのお土産みたいなコンテンツもかねて…

 

ただし、チュートリアル的なものではないので、初心者よりは使えるよって人向けです。

 

グループフォルダの便利な使い方

レイヤーの整理に欠かせないグループフォルダですが、実はちょっとした設定でより便利に使うことができます。

例えば、普通に「⌘Command+G」でグループフォルダを作るとレイヤーの合成モードは「通過」になっています。

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この状態だとフォルダ内の画像の色調整などを行った場合、下のレイヤーにまで影響してしまいます。

それを阻止するには、調整レイヤーをクリッピングするしかありませんが、クリッピングは重ねすぎると非常に分かり辛くなり使い勝手があまりよくありません。

そこで、合成モードを「通常」にすると調整レイヤーの影響はフォルダ内で止まるようになります。

たとえばこんな感じ。

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この画像のハートの色をブルーに変更したい。

フォルダの合成モードは「通過」ですね。

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すると、こうなっちゃいます。こわ!

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合成モードを「通常」にすると…

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ほらこの通り!ハートにだけ色補正がかかります。

1〜2点の簡単な画像合成であれば問題ないのですが、合成点数が増えて複雑になってくるとこの技はすごく便利です。調整レイヤーをグループ化したり、クリッピングでは出来ないことが出来るようになり、幅が広がります。

 

もう一点。

Illustratorを主に使っているデザイン畑の人に多いのですが、画像を「移動ツール+⌘」で選択したいのに、グループフォルダが引っかかって選択出来なくてイライラした経験ありませんか?

これは移動ツールのオプションを「グループ」から「レイヤー」に変更すると解決します。

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ちなみに「自動選択」にチェックを入れると、⌘キーを押さなくても選択出来るようになります。この設定はお好みで。

 

今思い出したのでもう一点!

フォルダの中にあるフォルダ、の中にあるフォルダ…のように多階層になったフォルダで作業しているとめっちゃ長くなってウィンドウ外にまで伸びてしまうことがありますよね。こうなると一々閉じて行かなくちゃならないので、非常にメンドいです。

そんな時は、一番大元のフォルダの矢印マークを「⌘Command+option」を押しながらクリックすると一気に閉じられますよ!超楽です。

 

以上。

知っている人は知っている。知らない人は知らないPhotoshop講座でした。

お役に立ったら幸いです! 

 

それでは、また。