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【ミニ四駆】 その7 ミニ四駆ブームとジャンプ黄金期

僕がミニ四駆に熱中していた時、愛読書はコロコロコミックでした。

成長とともにコロコロは卒業し、ジャンプに移っていきましたが、

もしかしたらミニ四駆ブームとジャンプの黄金期には、

何かしらの因果関係があるのではないかとふっと思いたち、

ちょっと調べてみることにしました。

 

 

誕生〜第一次ミニ四駆ブーム

  • 1982 実写を元にした「ミニ四駆」が誕生
  • 1983 コロコロで「ラジコンボーイ」の連載スタート
  • 1986 RCカーのJr.版「レーサーミニ四駆」が発売
  • 1987 徳田ザウルス先生の「ダッシュ!四駆郎」の連載スタート
  • 1988 第1回ミニ四駆日本選手権(ジャパンカップ)開催

ここで、第一次ミニ四駆ブーム到来!

この1988年以降を第一次ブームとするのは公式で認定されているようです。

そしてこちらが1988年の週刊少年ジャンプのラインナップ。

※年初に連載中だったものと主な新連載です。

  • 連載中
    ・ドラゴンボール
    ・燃えるお兄さん
    ・聖闘士星矢
    ・シティーハンター
    ・北斗の拳
    ・ハードラック
    ・魁男塾
    ・ついでにとんちんかん
    ・ジョジョの奇妙な冒険
    ・キャプテン翼
    ・こちら葛飾区亀有公園前派出所
    ・山下たろーくん
    ・ゆうれい小僧がやってきた
    ・おとぼけ茄子先生
    ・ゴッドサイダー
    ・THE MOMOTAROH
    ・ノーサイド

  • 主な新連載
    ・BASTARD
    ・ジャングルの王者ターちゃん
    ・ろくでなしBLUES
    ・まじかるタルるートくん

 

う、うおお…!神々しい…

ドラゴンボールや北斗の拳に加え、JOJOにターちゃんタルるートくんだと…?

それ以外も名作揃い。発行部数450万。無敵かこいつ?

しかし、実はこの時期はジャンプ第一次黄金期の終焉と言われています。

何故かというと、1987年に「キン肉マン」が1988年には「北斗の拳」「キャプテン翼」といったビッグタイトルが相次いで連載終了。

ドラゴンボール「最終回じゃないぞよ。もうちっとだけ続くんじゃ」の時期なので、人気絶頂一歩手前って感じです。

今ではカリスマ的人気のJOJOろくブルも、

この頃は黎明期といったところなので、なるほど納得かも。

 

………ということはですよ。 

ミニ四駆↑=ジャンプ↓

もしかして、こんな因果関係が成り立つんじゃないですか??

どんどん調べて見ましょう!

 

第二次ミニ四駆ブーム

  • 1989 テレビアニメ「ダッシュ!四駆郎」が放映スタート
  • 1991 香港で初のミニ四駆世界大会開催
  • 1994 コロコロでこしたてつひろ先生の「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」連載開始
  • 同年 「フルカウルミニ四駆」シリーズ発売

第二次ミニ四駆ブーム襲来!

きましたね〜レッツ&ゴー。

フルカウルミニ四駆世代ってヤツですね。

僕はこの頃は完全にミニ四駆から離れてしまっていたので、あまり印象ないですが今ミニ四駆をやっている方は、この世代が多い気がします。

僕の中では、こしたてつひろ先生と言えば「燃えよ!アバンテ兄弟」ですね。

そういえば「ドッジ弾平」 ってのもありましたね。

 

一方、1994年当時のジャンプはというと…

  • 連載中
    ・ジョジョの奇妙な冒険
    ・SLAM DUNK
    ・ドラゴンボール
    ・NINKU -忍空-
    ・BOY
    ・幽遊白書
    ・ろくでなしBLUES
    ・新ジャングルの王者ターちゃん
    ・超弩級戦士ジャスティス
    ・こちら葛飾区亀有公園前派出所
    ・DNA2
    ・ダイの大冒険
    ・地獄先生ぬ~べ~
    ・ミリンダファイト
    ・とっても!ラッキーマン
    ・ボンボン坂高校演劇部
    ・ペナントレースやまだたいちの奇跡
    ・こもれ陽の下で…
    ・アウターゾーン

  • 主な新連載
    ・キャプテン翼 PRINCIPE DEL SOLE 太陽王子
    ・るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-
    ・まんゆうき -ばばあとあわれなげぼくたち-
    ・みどりのマキバオー
    ・NINKU -忍空-

うひょ〜!こちらもなつかしい!

発行部数は驚異の650万部越え!ギネスにも乗りまさに絶頂を迎えます。

この辺になるとマイナー漫画も読んでいた記憶が。

 

しかし、この後、案の定というかなんというか

ジャンプの歴史に転換期が訪れます。

1994年、幽遊白書

1995年、ドラゴンボール

1996年、スラムダンク

ジャンプの3本柱であった3作品が相次いで連載終了。

急激に読者は離れていき、2年間で200万部も発行部数を落とし、

1997年には長年に渡り守っていたトップの座をマガジンに奪われてしまいます。

 

…ミニ四駆とジャンプの因果関係…

あると思います。

これはもう間違い無いでしょう。

理由は不明ですが、ミニ四駆ブームとジャンプの人気(発行部数)は反比例しているようです。

 

第三次ミニ四駆ブーム〜現在

  • 2012 ジャパンカップ 復活
  • 2014 爆走兄弟レッツ&ゴー!! Return Racers!!、連載開始
  • 2015 ハイパーダッシュ!四駆郎、連載開始

この辺りから第三次ミニ四駆ブームと言われていますが、ジャンプはというと…

2014年、ナルト連載終了

2016年、ブリーチ・こち亀連載終了…

発行部数は右肩下がりで、2018年は175万部。

ほら、やっぱり!

 

なんとなくグラフにしてみました。

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※数値はwikipediaを参考にしています。

第一次ブームからは、子供の数がもっとも多かった時期なので必然的に発行部数は伸びていますが、二次・三次の後は顕著に部数が下がってますね。

もしかして、子供の絶対数が減ったのでコンテンツが淘汰されている…?

少ない人口を取り合って一方が盛り上がると、一方が盛り下がる…

ネットやスマホの普及の影響もありそうですが、ありあまるコンテンツを全て盛り上げるほどの勢いはもう無いのかもしれません。

しかし、部数の落ち方ハンパねえ!(´д`;)

まさかこんなところで少子化の影響を実感してしまうとは…

 

まあ、今のブームは大半大人ですけどね!

 

子供たちには、コンテンツを一つでも多く残してあげたいですね。

僕も微力ながらミニ四駆の発展に少しでも貢献できるよう頑張ります!

 

ありがとうございました!それでは、また