皆様 こんにちわ。
コロナの影響で外出できない分、ミニ四駆を楽しんでいますか?
私は楽しんでいます!
ところで皆さんは限定カラーのパーツをたくさん持っていますでしょうか?
わたしはそんなに持っていないので、新しいマシンを組むときはもっぱら青いローラーと真鍮のマスダンになりがちです。
大会で他の方のマシンを見ると、カラーリングに統一感があってすごいお洒落で羨ましいです。
今はメルカリなんかで過去の限定パーツを買えたりしますが、如何せんお高い!
そんなわけで今回はリーズナブルにお洒落なカラーパーツを作る方法を考えてみました。
パーツを染めてもレギュレーション違反にならない?
染める前にレギュレーション違反にならないか、ちょっと確認してみました。
ミニ四駆公認競技会規則 〔2020年特別ルール〕では、
6.改造の項目に
3. 部品の加工は、穴あけや切断など原形に追加工作を施すものに限り認められます。(注1)
(注1)ただし原形が特定できることを必要とします。
とされていて
特定できる事例(改訂前同様)
・ローラー上面への穴あけ、色つけ加工。
※公式HPから抜粋
と、明記されています。
意外でしたが、はっきり色つけOKとされていました。
ただ、
6. コースや手などを傷つけるような形や、シャーシからグリスが飛散してコースを汚すおそれのある改造は認められません。
と、あるので染めた後はしっかり乾燥して、できれば自前のコースで何度か使用してコースに移らないようにしておくのが大人のマナーかなと思います。
とにかく、公式に色つけは問題なしとわかったのでパーツの染め加工をしていこうと思います!
染めるのに必要なもの
ホームセンターをウロウロしたりネットでいろいろ調べた結果、以下のものを用意しました。
- 黒化液
- コールダイホット
- ビン
- 鍋
黒化液は銅板の表面を黒化する硫化液です。超絶クセェです。
値段は500円くらいで、ホームセンターで買えます。
今回は真鍮とアルミですが果たして反応するのか…?
コールダイホットは桂屋ファイングッズという歴史ある染料屋さんの商品で、手軽に染め物が楽しめる素敵な商品です。こちらも500円くらいで、手芸屋さんで買えます。
ミニ四駆的に特筆すべきところは「ナイロンやポリエステルボタン・樹脂成型品にも使えます。」というところ。
ボタンや樹脂製品が染まるなら、ローラーくらい染まりそう。
コールダイオールという同じような商品があったのですが、そちらはぬるま湯(30℃くらい)でも染まるとのこと。コールダイホットは85℃以上必要なので、実はこっちの方が使い勝手が良いのかも。こっち買えばよかったかな。まあいっか。
ビンと鍋は百均で十分です。特に鍋は他に使えなくなるので専用にものを用意しましょう。良い子は台所から勝手に持ってきて使ったらダメですよ!めっちゃ怒られますよ!
染めてみよう!
まずは黒化液で黒くなるか試してみました。材料はこちら。
オールアルミローラーが既に黒いですが、実は以前コールダイホットで染めたものです。今回さらに黒くならないかやってみます。
真鍮が黒くなったらめっちゃ嬉しいけど、さてどうでしょう。
黒化液
これが黒化液。
手につくとなかなか匂いが取れないので、ビニール手袋を推奨します。
瓶に入れて放置します。
2時間くらいで出してみましたがまっっっっったく無反応だったので1週間ほど置いてみることに。
こちらが1週間後。
おお?
アルミの方が、なにやら薄ら黄色く変色しました。
表面もザラザラしていてサンドブラストしたような感じです。
真鍮はあまり変化が見えませんが、予想外にアルミに結構な反応が見えました。
これなら染料も食いつきそう。
コールダイホット
早速コールダイホットで染めてみます。
前よりお洒落なパッケージになってました。
お鍋にお湯とコールダイホットを入れて、弱火で10〜15分くらいパーツをコトコト煮てみます。
染め上がったのがこちら。
部分的に染まってませんが、アルミローラーはかなりの漆黒ぶり!
プラリンも結構染まってます。
真鍮はわかりにくいので比較画像です。
上が染め後。
こちらは漆黒というよりガンメタに近いですね。
薄ら黄色が残ってるので思ったより黒くならなかったです。
結果
アルミは腐食させた方がしっかり色が乗りますね。これならブラック以外もきれいに染まりそうです。
真鍮は専用の染料があるようなのでそちらを今度は試してみたいと思います。
ローラーだけですが、シケイダ号につけてみました。
やっぱりローラーが黒だと統一感が出ていいですね〜!
ボディを新調するときは黒ベースにしようかな。
皆様も染め四駆を楽しんでみてはいかがでしょうか。
余談ですが、ついでに無地のエコバッグを染めてみたらめっちゃきれいに染まりました。真っ黒というわけではなく、染め物特有のやわらかい色味で素敵でした。
奥様も大喜びです(^^)
では!また